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シンガポール1回目 - MRT/LRT乗りつぶし (2014-02-23)

チャンギ空港

SINタッチ1回目は、シンガポールMRT/LRT乗りつぶしをしようと思う。
まず、空港でWIRELESS@SGのIDカードを貰った。
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第2ターミナルの入国審査を抜けると右手に銀行の両替コーナーが2つあり、その手前から抜けると左手にインフォメーションカウンターがあるので、そこで Can I have a WIRELESS@SG account? とか言うとこの紙をくれる。ただ、もらったのはいいけど今日はほとんど駅ホームとかにいたので、ほとんど出番がなかった。レンタルWiFiにすればよかった。

長いエスカレーターを降りるとチャンギ空港駅に着く。天井が高くかなり開放的。運賃表とか時刻表とかどこにあるんだろうかと探してみたけどよくわからなかった。空港駅という場所柄地元客が少ないのだろうか、窓口には結構な列ができていた。
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ここで Singapore Tourist Pass を買った。20SGDなので約1600円だ。普通運賃と比べるとやや高い印象だが、カードを返却すると10SGD戻ってくる。
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買うときに何時までに戻ってくるか聞かれて、あとから調べると駅の営業時間外に戻ってきても返金ができないから確認されたようだ。
ホームは、さながらメトロ南北線のように線路と完全に分断されている。
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シンガポールの鉄道路線網は、緑色の東西線、赤色の南北線、黄色の環状線、紫色の北東線、水色のダウンタウン線、それに3箇所ある灰色のLRTから成り立っている。シンガポールの国土じたい東京23区と同じくらいだというし、路線もそんなに複雑ではない。なので、ノープランで挑んでも1日で完乗できるはずだ。
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ということで、テキトーに乗り込んだ。

東西線チャンギ空港→タナメラ

東西線の車内掲出の路線図は先に開業した南北線東西線のみ掲載されているものだった。来た電車も、東西線のラインカラーである緑色とは違って南北線の赤色のものだった。開業の経緯とかあって共通運用になっているのだろうか。
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一番ショックだったのは前方展望が完全になかったことだった。
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Priority seat でなく Reserved seat になっていたが、乗客は特にこの席が Reserve されてるとは考えてないような着席をしていた。
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チャンギ空港駅の次はエキスポ駅で、えらくシンプルな駅名だ。その名の通り駅の前には国際博覧会に使える大きな施設がある。これが日本だったら国際展示場正門みたいになってしまって長いしよくわからないことになる。

東西線タナメラ→パシリス

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似たような建物が整然と並んでいる区域を抜ける。物干し竿を建物に平行にではなく奥に渡して洗濯物を干しているあたりアジアっぽくていい感じ。
電車はパシリス駅手前で停車した。すぐ動き出すのかと思ったら結構長く止まっていた。反対電車がのそのそ通過してからやっと発車してパシリス駅に着いた。島式1面2線で、片側にも停まっていたので番線空き待ちによる停車だった。これが通常ダイヤなのだろうか。
一旦下車して、駅から出てみるとバスターミナルがあるようだったのでどんなものか見てみようと思ったら駅から妙に距離があった。2月だからこっちはジャケットを着て日本から来ているのだが北緯1度のシンガポールはそれとはお構いなしに暑い。さらにはバスターミナルの方から軍人一行がやってきていよいよ面倒になってきた。

東西線パシリス→ジョークーン

折り返し今度は西行きに乗る。車窓はマンションか、さもなくばマンションの工事中だ。シムシティぽくていい感じだ。
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ところで、シンガポールでは電車車内で食事をすると罰金刑なのだが、どういうプロセスで罰金まで至るのかがきになる。周りの客は不正行為を通報したがっているのだろうか。それとも見て見ぬふりをするのだろうか。モニターで常に車内が監視されていて、食べようものならすぐにアラートが鳴るのだろうか。

パヤレバ駅は環状線との乗換駅で、結構降りる人が多かったが乗ってくる人も多かった。
カラン駅は中文表記が加冷で、北京語だと加の字は jia と発音するので、とても kallang とは違う発音になるはずだ。もっと近い発音になる当て字はいくらでもあると思う。あんまり重要な事じゃないのだろうか。
地下に入ってラベンダー駅。地上にはラベンダー畑でも広がっているのだろうか。帰りに時間があったら途中下車して散歩してみたい。シティホール駅で結構降りて、ここまで客が増え続ける一方だった車内がやっと落ち着きを取り戻した。

電話をしている人やスマホのゲームの音を垂れ流している人は普通にいて、食事だけ厳しく制限されているのが滑稽に思えてくる。食い散らかしの迷惑度合いは音がうるさいのとはわけが違うということだろうか。

ティオンバルからまた地上に出る。レッドヒル駅あたりのマンションはベランダつきで、いかにも高そう。トヨタ・ベンツ・ホンダなど自動車会社が集中した一角を過ぎてクイーンズタウン駅。アナウンスだとコーズタウンと聞こえる。ドーバー駅はここまで珍しい対面式ホームで次のクレメンティまで来るとまた付き出し物干しの建物が増えてきて郊外感が出てきた。隣から線路が沿ってくると南北線との乗換駅ジュロンイーストで、手前から線路が来て路線図と違うなと不思議に思いっていたら、これは車両基地からの引込線だった。ちょうど南北線の終着電車がやってきたが、東西線ジョークーン行きはこれを無視して発車、南北線の客は次が来るのを待つこととなった。

続いてチャイニーズガーデン駅は中文表記が裕華園で、これは本駅名のほうにやる気がない印象。左側に行けが見えてくるとレイクサイド駅に到着。またあっけらかんとした名前で、中文表記もそのまま湖畔だ。これがシンガポールの the 湖 なのだろうか。

パシリスから1時間8分、やっとジョークーンに着いた。ホームの先では延伸工事が進んでいた。
改札を抜けて駅内を見て回ると、飯屋はあるが閉まっていて、セブン-イレブンはあるが、ここで何か買って車内で食べたら罰金となる。10分ほどで折り返すことにした。

東西線ジョークーン→ジュロンイース

そもそもこの罰金制度というのはどれほど厳密なのだろうか。赤ちゃんが泣き出してミルクを上げても罰金なのだろうか。電車から降りてホームでやればいいんだろうか。
そんなことを考えてたらジュロンイーストに着いた。南北線は到着直前に発車してしまった。

南北線ジュロンイースト→チョアチューカン

チョアチューカンでLRTブキパンジャン線に乗り換える。ホームがブシロードの広告で埋まっていて思わずなにこれとつぶやいてしまった。
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LRTブキパンジャン線チョアチューカン→ブキパンジャン

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ほかのLRTはターミナル駅を出たら山万のようなコースで戻ってくるだけだが、このブキパンジャン線だけは支線が伸びている。事前にウェブサイトでこの駅への行き方を調べてみたがよく分からなかったので現地で適当に見ればいいやと思った。現地情報によると、このLRTブキパンジャン線はチョアチューカンから環状部分を右回り・左回りに回るA・B系統の他に、テンマイルジャンクションを発車して環状部分を回って戻ってくるC系統があり、よって環状部分のどこかでC系統に乗り換えなければテンマイルジャンクション駅へは行けない。

LRTのホームに来て驚くのは、この乗り物がMRTといろいろ対照的になっていて、東西線南北線は前が全く見えないがこれは自動運転で前面見放題、MRTにはホームドアがあるがLRTにはない、MRTは島式ホームがメインだがLRTは対面式ホームが多い、プラットフォーム番号はMRTはA・B・C……だったがLRTでは1・2・3……となっていた。対面式ホームだから、環状部分の末端の人はチョアチューカンへ行くにあたって上る階段を選び分けないといけない。面倒そうだ。

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適当に乗って環状部分を一周、分岐駅のブキパンジャンでC系統テンマイルジャンクション行きを待つことにした。A・B系統は本数が多いので時刻表の案内は特にないが、C系統は日中20分ごとで本数が少ないので、何時何分発かが列挙されていた。
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間の悪いことに次のC系統は18分待ちだった。一旦下車して駅前を見てみる。バス路線図が掲出されていて、とても旅行者には使いこなせないような複雑な路線網が展開されていた。
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暇なので、そもそもブキパンジャンとは何なのか、途中南北線にブキバトック駅やブキゴンバック駅があったが何の関係があるのか調べてみることにした、といっても英語版Wikipediaを見ただけだが、 Bukit Panjang はマレー語で、 Bukit は hill 、 Panjang は long を意味するのらしい。つまり、日本語に直せば長岡となる。
そうこうしているうちにやっとテンマイルジャンクション行きが来た。

LRTブキパンジャン線ブキパンジャン→テンマイルジャンクション

誤乗防止のためか、前面にシールが貼られていた。
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分岐手前でわずか逆走して支線に入ることになる。
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テンマイルジャンクション駅はLRTで唯一ホームドアつきだが、昼間は20分毎だしなんかもったいない気がする。折り返し時間がわずかだったのでそのまま座っていた。ブキパンジャンで長い階段を上下してチョアチューカン行きに乗って戻る。

南北線チョアチューカン→オーチャード

再び南北線に乗る。ユーティー駅を過ぎると川が出てきて、ここまで緑やビルはたくさん見てきたけど川は目新しくて嬉しくなる。
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クランジを過ぎると走行速度がいやにゆっくりになった。ウッドランズは中文表記が兀蘭で、英語由来なのに意訳でなく音訳なのが目新しい感じ。次のアドミラルティは海軍部でそのまんま。この辺りから混みだしてきて、イーシュンで大量に人が乗ってきた。ヨーチューカンはチョアチューカンと同じノリの地名で由来が気になるところ。ビーシャンからは地下に潜ってトアパヨでまた人が増えて大混雑となり、オーチャードに着いた。12時28分。

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オーチャードで降りたのは、なんとなく聞いたことがある地名だったからで、人の流れに任せて地上に出て見ると、とにかく暑いしむっちゃ混んでいる。こんなところに長くいてもしょうがないのですぐ戻ってしまった。この駅もヴァンガード広告で埋まっていた。
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南北線オーチャード→マリーナベイ

マリーナベイ、いかにも外の様子が気になる駅名だ。外に出てみると、相変わらず暑いけど海風が感じられる。駅前は高層ビル群で、マリーナなベイがあるあたりはちょっと遠そうだ。はるかに、例の有名なホテルが見えた。
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戻り道、やや強い風が吹いて、あっちからやってきたイスラムの女性の頭巾がめくれそうになっていて叫び声をあげていた。こんな高温多湿の国の風の強い地区でああいう格好をするのも大変だと思う。乾燥した砂漠の国では皮膚を見せてはいけない宗教の教えにも合理性がありそうだけど、ここは蒸し暑いので辛い。

環状線マリーナベイ→プロムナード

環状線に乗り換える。なんと前面展望ができるようになっていた。ただし環状線は全線地下なので前が見えてもあんまり嬉しくない。
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路線を見ると、環状線はマリーナベイ口が本線のように見えるが、実際はマリーナベイからプロムナードまでは支線で、全便がプロムナード止まりとなる。

ダウンタウン線プロムナード→ブーギス→チャイナタウン

ダウンタウン線は新しい路線で、構内も他の路線より洗練されている感じがする。駅到着時の自動放送も中国語やマレー語でも読み上げる。最初分からなくて、駅ごとにハーキーハーキー言っててなんだこれと思っていたが、これはbarhati-hatiと言っていて、ホームとドアの隙間に注意ということだった。
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この路線もいまのところ全線地下だが前が見えるようになっている。
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いまはブーギス-チャイナタウン間6駅のみの営業だが、車内の案内はもう全線開業した気でいる。
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これだけ上が開けてると地下駅って感じがしない。
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ダウンタウン駅は中文が市中心でそのまんまで良い。テロックアヤ駅は首落並逸でなんか怖い。そして終点チャイナタウンは牛車水となっていた。なんでチャイナタウンが牛車水なのかはいい話な由来があるとのこと。

北東線チャイナタウン→ドビーゴート

トビーゴートはMRTでいまのところ唯一3路線が乗り入れる駅で、てことは上はさぞかし栄えているのだろう。中文表記も多美歌で字面がいい。

環状線トビーゴート→ハーバーフロント

13時50分。
ここまでほとんど立って乗っていたが、環状線も全線地下だしさすがに疲れてきたので着席した。この二日間あまり寝てないのでうつらうつらする。すぐオチがくる四コマみたいな夢を見て一駅ごとに起きたりする。夢だとわかってるので夢じゃないかもしれない。あまりの眠気に、とりとめのない思考が安全に停止されずに暴走しているような感覚になる。
終点ハーバーフロントには14時54分に着いた。セントーサ島への玄関口で、駅直結の大きなショッピングモールがある。空港を出て以来ここで初めて日本語を聞いた。普通の日本人はシンガポールに来て鉄道の乗りつぶしをしようとは思わないらしい。
フードコートは店がたくさんありすぎて迷う。そうこうしているうちに、出た方がいいのではという時間になってしまった。

北東線ハーバーフロント→センカン

ハーバーフロントから30分ほどでセンカン駅に着いた。2路線目のLRTに乗る。

LRTセンカン線センカン→センカン→センカン

センカン線は東ループと西ループがある。路線図だとMRTと直交しているように見えるが、実際はホーム配置は地下と地上で並行している。
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ブキパンジャン線と違って左右に低いながらも壁があるので安心感がある
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沿線はまだまだ工事中でシムシティ状態
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これだけマンションしかないと、通勤ラッシュがかなり凄そうに見える
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先に東ループに乗って次に西ループに乗った。西ループの沿線はまだ工事が進んでいないようで、営業していない駅が2つある。停車はするが扉は開かない。
センカンに戻ってきて北東線に2分だけ乗って終点プンゴルに着く。

LRTプンゴル線プンゴル→プンゴル

センカン駅もそうだったけどプンゴル駅のLRTホームがかなり広い。混雑対策なのだろうか
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西側はまだ開発が進んでいないので、線路だけ敷いてあって開業はしていない。
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車両は未来感がある。三菱重工業製なのらしい
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西ループとの分岐部分。本当になにもないところに駅だけがあって凄い。計画都市だ。
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東側は東側で、ちゃんと建物があるのは右側だけで左側は建設中だった
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オアシス駅。オアシスぽいところがある
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プンゴル駅

プンゴル駅に戻ってきてシンガポールのMRT・LRT乗りつぶしが完了した。17時5分。8時間20分くらいかかったことになる。
シンガポールツーリストパスはバスにも乗れるので、帰りはバスがいいかなと思ったが、チャンギ行きのバス乗り場の前は長蛇の列になっいてだるい感じ、しかも次いつ来るのかわからない。しょうがないので元来た路線で戻ることにした。
17時18分のハーバーフロント行きに乗りセラングーン環状線に、パヤレバで東西線に乗り換えてタナメラに17時58分に着いた。空港行きに目の前で発車され、次は18時10分だった。アホか。

このあと、帰りの成田行きが遅延で一つ前の羽田行きに振替になったりしたけど乗りつぶしとしてはここでおしまい。